根管治療中の食事で気をつけることとは?食べてはいけないものも紹介
こんにちは。松山市余戸、伊予鉄郡中線「余戸駅」より徒歩12分にある歯医者「おひさま歯科クリニック」です。
根管治療は、虫歯や外傷などで歯の内部にある神経や血管が炎症を起こしたときに行われる重要な治療です。治療中の過ごし方によっては、通院回数や治療期間に影響が出る可能性もあるため、食事には特に注意が必要です。
この記事では、根管治療中に気をつけたい食事のポイントや、避けたほうがよい食べ物などについて詳しく解説します。
根管治療とは

根管治療とは、根管(こんかん)という細い管の中から、感染した歯髄(しずい)と呼ばれる神経や血管を取り除き、その後、根管内を清掃・消毒して密封する治療法です。虫歯が神経にまで達した場合や、歯に強い痛み、膿などが見られる場合に行われます。
歯の中には、神経や血管が通っている根管(こんかん)と呼ばれる細い管があり、そこに細菌が侵入すると炎症や痛みが生じます。感染した状態のまま放置していると、歯の根の先に膿がたまり、激しい痛みや腫れを引き起こすこともあります。
根管は非常に細く複雑な形をしているため、1回の治療で完了することはほとんどなく、数回にわけて治療が進められます。治療中は仮蓋して歯を保護しますが、本来の歯の強度よりも弱くなっているため、噛む力に耐えきれず欠けたり割れたりするリスクがあります。そのため、治療期間中の食事には十分な注意が必要です。
根管治療が成功すれば自分の歯を残すことができ、噛む機能や見た目を維持できます。
根管治療後の食事で気をつけること

根管治療後の食事も、治療の経過に大きく影響します。特に、治療直後の歯はとても敏感な状態になっているため、食べるものや食べ方に気を配る必要があります。ここでは、治療後に気をつけたいポイントについて解説します。
麻酔が切れるまで食事を控える
根管治療は麻酔を打ったうえで行われます。麻酔は3〜5時間ほどで切れますが、その間は食事を控えるのが基本です。治療後すぐに食事を摂ると、麻酔の影響で舌や頬の感覚が鈍くなっている状態で噛むことになり、気づかないうちに口腔内を傷つけるおそれがあります。
温度に対する感覚も鈍くなっているため、熱いものを食べたり飲んだりすると火傷するリスクもあります。麻酔が完全に切れたのを確認してから、少しずつ食事を再開するようにしましょう。
治療した側の歯で噛まない
痛みを感じにくくなっているため気づきづらいかもしれませんが、根管治療を終えたばかりの歯に噛む力が加わるとダメージを受けるおそれがあります。治療した側とは反対側の歯で噛むようにし、治療中の歯にかかる負担を軽減することが大切です。
両側で噛むクセがある方は、食事のときにゆっくり噛むことを心がけましょう。
土台や仮歯が外れないようにする
根管治療中に土台や仮歯が外れた場合、治療した歯の中が直接外部にさらされた状態になります。この状態で硬い食べ物や粘着性の強い食品を食べると、内部に食べカスが詰まり、細菌が侵入して再感染を引き起こすリスクが高まります。
例えば、ガムやキャラメル、グミなどの粘着性のあるお菓子は、仮歯に引っ付いて外れてしまうことがあります。その結果、治療中の歯の内部がむき出しになり、再治療や抜歯のリスクを高めます。そのため、治療中は土台や仮歯が外れないように注意することが大切です。
根管治療後に食べてはいけないもの

根管治療後は、治療した歯が非常に繊細な状態になっており、ちょっとした刺激でも症状が悪化する恐れがあります。また、治療中には仮歯や仮蓋を使用していることが多いため、食べ物の種類によっては取れたり変形したりするリスクも考えられます。
そのため、治療の効果を損なわず、再治療やトラブルを避けるためには、食事の内容に十分な注意が必要です。治療当日は、おかゆやうどん、ゼリー、冷まし豆腐、バナナなど、あまり噛まずに飲み込める柔らかいものを食べるのが良いでしょう。
ここでは、根管治療後に避けるべき食べ物を具体的にご紹介します。
硬いものや粘り気のあるもの
痛みが完全に引いたからといって、硬いものや粘り気のあるものを食べるのは避けましょう。根管治療後は、歯がまだ本来の強度を取り戻していない状態です。そのため、ナッツ類やせんべい、フランスパンなどの硬いものや、ガム、キャラメル、お餅といった粘り気のある食品は避けたほうが良いでしょう。
こういった食べ物を食べると、治療中の歯に強い負担がかかり、ひび割れや破折の原因になることがあります。治療後の歯を守るためには、柔らかくて噛みやすい食品を選び、治療した側の歯ではできるだけ咀嚼を避けるといった工夫も必要です。
熱いものや冷たいもの
根管治療を受けた直後に熱いものや冷たいものを口にすると、刺激となり、しみたり痛んだりすることがあります。治療直後は麻酔が効いていて感覚が鈍っているため、熱いスープを気づかないうちに過度に口にして、口腔内を火傷するおそれもあります。
また、極端な温度差は治療部位の炎症を悪化させる原因となり、回復を遅らせることもあります。そのため、治療当日から数日は常温や人肌程度の温度の飲食物を選ぶようにしましょう。
刺激の強いもの
根管治療の後は、刺激の強い食べ物を避けることも重要です。例えば、辛味が強い唐辛子を多く使った料理や、酸味の強いレモン、梅干し、酢の物などは、口腔内の粘膜や治療部位を刺激し、赤みや痛みといった炎症症状を引き起こすことがあります。
これらの食べ物は炎症を助長しやすく、痛みを悪化させる可能性があるため、なるべく控えるのが安全です。適切な回復を促すためにも、治療直後は刺激の少ないシンプルな味付けの食事を心がけましょう。
アルコール
根管治療後は、アルコールの摂取を控えることが強く推奨されます。アルコールには血管を拡張する作用があり、治療直後の炎症組織に血流が集中すると腫れや痛みが悪化するリスクがあるためです。治癒を妨げる要因にもなるため、少なくとも治療当日は禁酒することが望まれます。
根管治療後に食事をするタイミング

根管治療後に食事を再開するタイミングは、治療後の経過によって異なりますが、基本的には麻酔が完全に切れてからが原則です。一般的に、麻酔が完全に切れるには3〜5時間ほど必要だとされています。
また、麻酔の効果が切れた後でも、当日は刺激の少ない柔らかい食事を中心に摂るようにし、治療部位に負担をかけないよう意識するようにしてください。
まとめ

根管治療は歯を残すための重要な治療法ですが、その後のケアを怠ると再感染や痛みの再発などのトラブルにつながることがあります。その中でも食事は、日常生活の中で大きな影響を与える要素の1つであり、治療直後や治療中は特に注意が必要です。
麻酔が切れるまで食事を控えること、硬いものや粘着性のあるもの、刺激の強い食べ物を避けることが基本となります。また、治療途中では仮歯を使用することが多く、その間は食事内容に気をつける必要があります。
さらに、食事のタイミングや温度、食べ方などにも注意を払いましょう。歯への負担を最小限に抑える工夫をすることが大切です。正しい知識と意識を持ち、治療後の経過に合わせた行動を心がけることで、再治療のリスクを減らし、健康な歯を長く維持できるようになるでしょう。
食事に限らず、治療において不安なことや疑問点がある場合は、遠慮なく歯科医師に相談するようにしてください。根管治療は通常の歯科治療よりも長くかかることが多いので、歯科医師とコミュニケーションを取りながら進めることも大切です。
根管治療を検討されている方は、松山市余戸、伊予鉄郡中線「余戸駅」より徒歩12分にある歯医者「おひさま歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯治療に限らず、さまざまなお口のお悩みに対応し、患者様一人ひとりに寄り添った歯科医療で健康維持に努めております。当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

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