親知らずはいつ生える?生え始めのサインと正しい対処法
こんにちは。松山市余戸、伊予鉄郡中線「余戸駅」より徒歩12分にある歯医者「おひさま歯科クリニック」です。
「最近、奥歯のあたりが痛むけれど、もしかして親知らずが生えてきた?」「親知らずっていつ頃生えてくるものなの?」このような疑問や不安を感じていませんか。親知らずは他の永久歯とは異なるタイミングで生えてくるため、突然の痛みや違和感に戸惑う方も多いでしょう。
この記事では、親知らずが生えてくる時期や生え始めのサイン、そして適切な対処法について解説していきます。親知らずについての正しい知識を身につけ、適切なタイミングで歯科医院を受診できるよう参考にしてください。
親知らずはいつ生えるの?

親知らずは前から数えて8番目に位置する最も奥の歯で、正式には第三大臼歯と呼ばれます。他の永久歯が12歳前後で生え揃うのに対し、遅れて生えてくることが多い歯です。
生え始める時期は、一般的には10代後半から20代前半とされていますが、30代以降に生えてくる方や、そもそも生えてこない方もいます。親の手を離れる年頃に生えてくる歯ということで、親知らずと名付けられたという説もあり、成人に近い時期に生えてくるという特徴があります。
親知らずは上下左右で合計4本生える可能性がありますが、現代人は顎が小さい傾向があり、親知らずが生えるためのスペースが不足しやすくなっています。そのため、1本だけ生えてくる場合や、歯茎の中に埋まったまま外に出てこないケースも珍しくありません。
親知らずが生える前兆と注意点

親知らずが生え始める時期には、いくつかの特徴的なサインが現れることがあります。こうした前兆を知っておくと、早めに状況を把握し、適切な対処につなげやすくなります。
親知らずが生える前兆
親知らずが動き始めると、歯が歯茎の下で押し上げられることで、圧迫感やズキズキした痛みなど、奥歯の周辺に違和感や鈍い痛みを感じることが多くあります。また、親知らずが生えてくる部分の歯茎が盛り上がって見えたり、赤く腫れたりすることもよく見られるサインです。
腫れが強いと口を大きく開けにくくなることもあり、食事や会話の際に不便を感じる方もいます。
注意すべき症状
異常が起きる前兆を放置していると、より強い症状が現れることがあります。
特に注意したいのが智歯周囲炎です。これは、親知らずの周囲に細菌が入り込むことで、歯茎の腫れや強い痛み、口が開けづらい、飲み込みにくいなど、日常生活に支障が出る症状が起こる状態です。
また、親知らずが斜めや横向きに生えてくる場合は、隣の歯への影響にも注意が必要です。
親知らずと手前の奥歯の間にできたすき間には、汚れが溜まりやすく歯ブラシも届きにくい状態になります。その結果、細菌が増殖して、親知らずだけでなく隣の健康な歯まで虫歯や歯周病が進行していくことがあります。
奥歯は目視では確認しづらい位置にあるため、見た目では気づきにくく、症状が出たときにはすでに進行しているケースも珍しくありません。
さらに、親知らずの周囲で起こる炎症は、強まったり弱まったりを繰り返すことがありますが、痛みが和らいだからといって安心できるとは限りません。自覚症状が少ない状態でも歯茎の内部では炎症が続いている可能性があります。
はっきりした症状が出た段階では、すでに状態が進んでいることが多いため、奥歯の違和感や軽い痛みが続くときは、早めに歯科医院で状態を確認することが大切です。早期に診断を受けることで、トラブルを大きくせずに済む可能性が高まります。
親知らずは抜くべき?

親知らずが生えてきたとき、多くの方が迷うのが「抜いたほうがいいのか、それとも様子を見るべきなのか」という点でしょう。結論から言えば、親知らずは生えてきたら必ず抜かなければならない歯というわけではありません。
ここでは、親知らずの抜歯が必要なケースと、抜かなくてもよいケースについて解説します。
抜歯が必要なケース
抜歯を考えるべき代表的なケースは、痛みや腫れを繰り返している場合です。親知らずの周囲に細菌が入り込んで炎症を起こす智歯周囲炎を何度も発症している場合は、今後も同じトラブルが続く可能性が高く、抜歯が検討されます。
また、親知らずが横向きや斜めに生えていて、手前の歯を押している状態も注意が必要です。圧迫が続くと歯並びが乱れたり、隣の歯の根にダメージが及んだりすることがあります。こうした影響を避けるためにも、早めに抜歯するのが望ましい場合もあります。
さらに、親知らずや隣の歯が虫歯になっているケースも抜歯が推奨されることがあります。
親知らずは奥に位置しているため虫歯になると治療が難しいことや、歯ブラシが届きにくく再発しやすいことから、周囲の歯を守るためにも抜歯が適切と判断されるケースがあるのです。
抜かなくてもよいケース
一方で、親知らずがまっすぐ生えていて、上下の歯としっかり噛み合っている場合は、無理に抜く必要はないでしょう。痛みや腫れがなく、清掃もしやすい状態であれば、そのまま使い続けることも可能です。
また、親知らずが完全に骨の中に埋まり、今後生えてくる可能性が低い場合も、抜歯を急ぐ必要はありません。
ただし、親知らずの抜歯が必要かどうかの最終判断は、レントゲン写真で位置や向きを確認し、口腔内の状態を総合的に評価して決める必要があります。周囲の組織に悪影響がなく、炎症のリスクも低いと判断されれば、経過観察となるでしょう。
見た目だけでは判断できないことが多いため、自己判断は避けて歯科医師に相談するようにしましょう。
親知らずが生えてきた場合の対処法

親知らずが生えてきたときは、ちょっとした工夫でトラブルを抑えやすくなります。ここでは、自宅でできるケアと歯科医院での管理について分かりやすくまとめていきます。
自宅でできるセルフケア
親知らずが生えてきた際にまず意識したいのは、丁寧な歯磨きです。親知らずの周囲はどうしても歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい場所です。普段より少し時間をかけ、小さめの歯ブラシやタフトブラシを使うと細かい部分まで磨きやすくなります。
歯磨き後には、殺菌効果のあるデンタルリンスやマウスウォッシュを使用することで、口の中を清潔に保ちやすくなります。
また、痛みが強いときは市販の鎮痛剤を利用することもできます。ただし、あくまで一時的に症状を和らげるためのものなので、根本的な解決にはつながりません。
食事の際は、親知らずが生えている側で噛むと痛みが出やすいため、反対側で咀嚼するように意識すると負担を減らせます。硬い食べ物や刺激の強いものは避け、歯茎に余計な負担をかけないようにすることも大切です。
歯科医院での適切な管理
親知らずが生えてきたと感じたら、痛みの有無に関わらず一度歯科医院で診てもらいましょう。
診察では、まず口の中を直接確認する視診を行い、歯茎の状態や親知らずがどの程度顔を出しているのかをチェックします。そのうえでレントゲン検査を行い、歯がどの方向に向かって生えているのか、顎の骨の中でどの位置にあるのか、隣の歯や神経に影響が出ていないかを詳しく確認します。
こうした検査によって、見た目だけでは分からない親知らずの状態を把握します。まっすぐ生えていて清掃が可能な場合や、今後大きな問題が起こる可能性が低いと判断された場合には、定期的なチェックを行いながら、必要に応じて対応していくでしょう。
一方で、痛みや腫れが強く出ているときは、まず症状を落ち着かせることが優先されます。炎症が起きている部分を丁寧に清掃したり、必要に応じてお薬を使ったりしながら、つらい症状を和らげていきます。
状態が安定してから、親知らずを残すべきか、抜いたほうがよいのかを改めて相談するのが一般的です。
まとめ

親知らずは一般的に10代後半から20代前半にかけて生えてきますが、その時期や生え方には大きな個人差があります。奥歯の違和感や痛み、歯茎の腫れなどが生え始めのサインとなることが多く、これらの症状に気づいたら注意が必要です。
親知らずは必ずしもすべて抜かなければならないわけではありませんが、痛みを繰り返す場合や横向きに生えている場合などは抜歯が推奨されます。親知らずが生えてきた際には、丁寧な歯磨きと定期的な歯科医院での検診が欠かせません。
親知らずに関する不安や疑問がある方は、早めに歯科医院にご相談ください。
親知らずの抜歯を検討されている方は、松山市余戸、伊予鉄郡中線「余戸駅」より徒歩12分にある歯医者「おひさま歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯治療に限らず、さまざまなお口のお悩みに対応し、患者様一人ひとりに寄り添った歯科医療で健康維持に努めております。当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

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