089-972-0135入れ歯治療
「合わない入れ歯」であきらめていませんか
「入れ歯が痛くて、好きなものが食べられない」
「話していると、入れ歯がずれたり外れたりしないか心配になる」
「見た目が気になって、人前で口を開けることに抵抗がある」
今お使いの入れ歯に対して、このようなお悩みをお持ちでありながら「入れ歯とは、こういうものだ」とあきらめてしまってはいないでしょうか。
合わない入れ歯を我慢して使い続けることは、日々の食事や会話の楽しみを奪うだけでなく残っている健康な歯や、顎の骨にまで悪い影響を及ぼすことがあります。
おひさま歯科クリニックの入れ歯治療は、そのような患者様のあきらめを「もう一度、食事や会話を心から楽しめる喜び」へと変えることを目指しています。
私たちは、ただ歯の形を補うだけの「装置」を作っているのではありません。
歯科医師と、入れ歯作製を専門とする歯科技工士が院内で深く連携し、患者様一人ひとりのお口に調和する精密で快適な「体の一部」としての入れ歯を情熱と誇りを持って作製します。
もし、今お使いの入れ歯にお悩みでしたらどうかあきらめずに、一度私たちにご相談ください。
おひさま歯科クリニックの入れ歯治療への想い
良い入れ歯とは、どのようなものでしょうか。見た目が自然なこと、痛くなくしっかりとフィットすること。
それらはもちろん重要です。
しかし、私たちが最も大切にしているのはその先にある「しっかりと噛める機能」を、いかに回復させるかという点です。
「噛める」ことの重要性
院長である私は、日本顎咬合学会の認定医として常にお口全体の「噛み合わせ」のバランスを重視した治療を行っています。
入れ歯治療においても、それは何ら変わりません。上下の歯が正しく噛み合い、食べ物を効率よくすり潰せること。
一部の歯茎にだけ過剰な力がかかることなくバランスよく力を分散できること。この機能的な噛み合わせを再構築できて初めて、入れ歯は痛みなく安定して、そして長く快適に機能するのです。
しっかりと噛めることは、栄養を十分に摂取し全身の健康を維持するためのすべての基本となります。
歯科医師と歯科技工士の「二人三脚」による入れ歯作製
当院の入れ歯治療における最大の強み。それは、入れ歯作製を専門とする経験豊富な歯科技工士が院内に在籍していることです。
通常、多くの歯科医院では院内で採った歯型を、外部の歯科技工所に送って入れ歯の作製を依頼します。この方法では、歯科医師が文章や模型で伝えた情報だけを頼りに技工士は入れ歯を作ることになります。
しかし、おひさま歯科クリニックでは歯科医師と歯科技工士が常にすぐそばで、直接顔を合わせて意見交換をすることができます。
歯科医師が診察で得た、歯型だけでは伝わらない情報例えば、患者様の顎の動きの癖、お口周りの筋肉の緊張度合い、そして「こんな風に笑いたい」といった細かなご要望まで。
それらの生きた情報を、歯科技工士がその場で共有し設計に反映させることができるのです。
時には、歯科技工士が診療に立ち会い患者様の実際のお顔の表情や、お話の仕方を拝見しながらより自然に見える歯の並び方や、唇との調和を考えることもあります。
この歯科医師と歯科技工士の、密で強固な連携こそが画一的なものではない、その方のお口に本当に調和する精密なオーダーメイドの入れ歯を生み出すための何よりの原動力となっています。
当院で扱う入れ歯の種類と特徴
当院では、保険適用の入れ歯からより高い快適性や審美性を追求した自費診療の入れ歯まで、様々な選択肢をご用意しています。
それぞれの特徴をご理解いただき、患者様のご希望に合った最適な入れ歯を一緒に選んでいきましょう。
| 種類 | 特徴 | このような方へ |
|---|---|---|
| 保険の入れ歯 | 費用を抑えられる。修理や調整が比較的容易。床（歯茎の部分）がプラスチック製で、ある程度の厚みが必要。熱が伝わりにくい | まずは入れ歯を試してみたい方。費用をできるだけ抑えたい方 |
| 金属床義歯 | 床の部分が薄い金属製。丈夫で薄く作れるため、違和感が少ない。熱が伝わりやすく、食事の温度を感じやすい | 今の入れ歯の厚みや違和感にお悩みの方。食事をより美味しく楽しみたい方 |
| ノンクラスプデンチャー | 金属のバネがない部分入れ歯。特殊な樹脂でできており、見た目が自然。弾力性があり、歯茎にフィットしやすい | 入れ歯の金属のバネが見えるのが気になる方。審美性を重視したい方 |
| インプラントオーバーデンチャー | 顎に埋め込んだインプラントで入れ歯を固定する。ズレたり外れたりする心配がほぼない。安定性が劇的に向上し、硬いものでも噛める | 今の入れ歯が不安定でお困りの方。特に下顎の総入れ歯が合わずに悩んでいる方 |
保険適用の入れ歯（レジン床義歯）
費用を抑えて作製できる最も基本的な入れ歯です。
床と呼ばれる、歯茎に接する部分がレジンという歯科用のプラスチックで作られています。
強度を保つために、ある程度の厚みが必要となるため装着した際の違和感や、話しにくさを感じることがあります。
また、プラスチックは熱を伝えにくいため食べ物の温かさや冷たさを感じにくいという側面もあります。
しかし、修理や調整が比較的しやすいという長所もあります。
より快適な自費診療の入れ歯
金属床義歯
床の部分を、チタンやコバルトクロムといった体に安全な金属で作製した入れ歯です。
金属は、プラスチックに比べてはるかに丈夫なため非常に薄く作ることができます。
これにより、お口の中の違和感が大幅に軽減され発音もしやすくなります。
また、金属は熱をよく伝えるため食べ物の温度が歯茎にしっかりと伝わり、食事をより一層美味しく感じることができます。
ノンクラスプデンチャー
主に、部分入れ歯の場合に用いる金属のバネ（クラスプ）がないタイプの入れ歯です。
歯に引っ掛ける部分も、歯茎と同じピンク色の弾力性のある特殊な樹脂で作られています。
そのため、笑った時などに金属のバネが見えることがなく見た目が非常に自然です。
「入れ歯を入れていることを、他の人に気づかれたくない」という方に大変喜ばれています。
インプラントオーバーデンチャー
「入れ歯が安定せず、すぐに浮き上がってきてしまう」という特に下顎の総入れ歯でお悩みの方に、劇的な改善をもたらすことができる治療法です。
顎の骨に2本から4本程度のインプラントを埋め込み、そのインプラントと入れ歯の内側を磁石やボタンのような特殊な装置で連結させます。
これにより、入れ歯が顎にがっちりと固定されズレたり、外れたりする心配がなくなります。
安定性が飛躍的に向上するため、これまであきらめていたお餅やたくあん、おせんべいといった硬いものでもしっかりと噛むことができるようになります。
これは、インプラント治療も専門とする当院だからこそ高いレベルで実現できる先進の治療法です。
精密な入れ歯を作製するための妥協のない工程
良い入れ歯は、一朝一夕にはできません。
患者様のお口の状態を、いかに正確に写し取り再現するか。
そのための、一つひとつの工程を私たちは一切妥協することなく丁寧に行います。
ステップ1：カウンセリング・診査
まず、現在お使いの入れ歯に対するご不満や新しい入れ歯へのご希望、どのような食生活を送りたいかといったことを時間をかけて詳しくお伺いします。
その後、お口の中を拝見し残っている歯や歯茎、顎の骨の状態などを精密に診察します。
ステップ2：精密な型採り
れ歯の適合を左右する最も重要な工程の一つです。
当院では、より精密な型を採るために二段階の型採りを行います。
まず、既製のトレーでお口の大まかな型を採りそれを基に、その患者様専用の「個人トレー」を作製します。
そして、その個人トレーを用いてお口を動かした時の歯茎や筋肉の動きまでを詳細に記録する本番の型採りを行います。
ステップ3：噛み合わせの記録（咬合採得）
蝋（ろう）でできた「咬合床（こうごうしょう）」という装置をお口の中に入れ噛み合わせの高さ、顎の前後左右の位置関係などその方が最も安定して噛める、そして見た目にも自然な顎の位置を正確に記録します。
この工程を正確に行うことが、よく噛める入れ歯を作るための鍵となります。
ステップ4：歯並びの確認（試適）
記録した噛み合わせの位置を「咬合器（こうごうき）」という、顎の動きを再現する装置の上で再現します。
そして、蝋でできた土台の上に人工の歯を一本一本並べた試作品の入れ歯を作製します。
この試作品を、実際にお口の中に入れていただき歯の色や形、歯並びの見た目、発音のしやすさ、そして実際の噛み心地などを患者様ご自身に確認していただきます。
この段階で、ご納得いただけるまで何度でも修正を行います。
ステップ5：完成・装着
試適で確認した情報を基に、いよいよ最終的な入れ歯を完成させます。
完成した入れ歯をお口に装着し、痛みがないか噛み合わせに問題がないかなど、最後の微調整を行います。
ステップ6：調整と定期メンテナンス
新しい入れ歯は、お口に馴染むまで少し時間がかかります。
初めのうちは、歯茎に当たって痛みが出ることもありますので数回に分けてご来院いただき、細かな調整を繰り返します。
そして、入れ歯が安定した後も定期的なメンテナンスにお越しいただくことをお勧めしています。
メンテナンスでは、入れ歯の状態のチェックや専門的なクリーニングを行うと共に残っている歯や歯茎の状態、噛み合わせの変化などを確認し長く快適に入れ歯をお使いいただけるよ