マイオブレースとは?メリットやデメリット、治療期間などについて解説
こんにちは。松山市余戸、伊予鉄郡中線「余戸駅」より徒歩12分にある歯医者「おひさま歯科クリニック」です。
お子さまの歯並びに悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。「マイオブレースにはどんな効果があるの?」「マイオブレースのデメリットは?」など、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、マイオブレースとはどのような治療法なのか、そのメリットやデメリット、治療期間、流れなどについて解説します。小児矯正を検討している保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
マイオブレースとは

マイオブレースは、子どもの歯並びを整えるための矯正方法の1つです。歯に力を加えて動かすのではなく、お口周りの筋肉の使い方や呼吸、姿勢など、歯並びに影響を与える習慣そのものを改善することを目的としています。
この治療は、おもに3歳~15歳ごろの子どもを対象としています。乳歯と永久歯が混在する時期に矯正治療に取り組むことで、将来的な矯正の必要性を減らせる可能性があります。
マイオブレースの特徴は、取り外し可能な装置を使うことと、トレーニングによって口の機能を正しく育てること、そして装置単体での治療ではなく子どもの生活習慣にまでアプローチすることです。
マイオブレースの目的
マイオブレースの目的は、歯並びに悪影響を及ぼす原因を根本から取り除き、正しい顎の成長や歯の発育を促すことです。悪い歯並びは、顎の成長バランスが崩れることや舌の位置、呼吸や飲み込みの癖など、複合的な要因によって引き起こされます。
その中でも特に重要なのが、口呼吸や舌の癖、間違った嚥下(えんげ)動作などの習慣です。これらは歯並びだけではなく、姿勢や睡眠の質、学習能力にも影響を与える可能性があります。
マイオブレースは、そうした習慣を早期に改善することを目指しています。そのため、噛み合わせの課題だけではなく、子どもの成長・発育に広くアプローチできる治療方法といえるでしょう。
マイオブレースの対象年齢
マイオブレースは、主に3歳~15歳くらいまでの子どもを対象とした治療法です。この時期は顎の骨や歯の位置が変化しやすく、悪い癖を正すことで自然な成長を促せるため、治療の効果が出やすいとされています。口呼吸や舌の癖を修正することで、永久歯が正しい位置に並ぶスペースを確保しやすくなります。
年齢が進むにつれて効果が出にくくなる場合もあるため、お子さまの歯並びや噛み合わせが気になる場合は、早めに相談するのが望ましいでしょう。
マイオブレースが適応できる症例
マイオブレースは、主に呼吸や舌の使い方、唇の閉じ方といった口腔機能に問題があることによって引き起こされる歯並びの乱れに適応されます。例えば、口呼吸が習慣化している子どもや舌癖がある子ども、姿勢が悪い子どもなどが該当します。これらの癖を改善することで間接的に歯並びの悪化を防ぎ、自然な成長を促します。
一方で、顎の骨格に大きな異常がある場合やすでに歯並びが大きく乱れているケースには、マイオブレースだけでは対応が難しいことが多いです。そのような場合、他の矯正治療との併用が検討されることがあります。
マイオブレースのメリット

マイオブレースには、従来の矯正方法にはない多くのメリットがあります。ここでは、特に注目すべきメリットについて詳しく解説します。
取り外しが可能で衛生的
マイオブレースは装置の取り外しが可能です。そのため、歯磨きや食事の際に邪魔になることがなく、装置自体の清掃も容易です。食べ物が詰まったり装置に汚れが付いたりする心配が少ないため、虫歯や歯肉炎のリスクを最小限に抑えることができます。
根本的な問題にアプローチ可能
マイオブレースの最大の特徴は、歯並びを悪くする根本の原因を改善する点にあります。歯並びが乱れる主な原因は、舌の位置や口呼吸、嚥下の癖など、日常的に繰り返される習慣です。これらの癖は無意識のうちに身についていることが多く、放置すると大人になってから本格的な矯正治療が必要になるケースもあります。
マイオブレースは、専用のマウスピースの装着と同時に、トレーニングも行います。これにより、舌の正しい位置や鼻呼吸の習慣、正しい嚥下の仕方などを身につけます。
口周りの成長を本来の正しい方向へ導くという根本的なアプローチが、将来的な歯並びの安定や再矯正の必要性を減らすことにもつながります。
痛みや違和感が少ない
マイオブレースは、柔らかいシリコン素材で作られており、口の中での装着感がやさしいのが特徴です。痛みや口内炎、違和感といったトラブルが起こりにくく、日常生活の中でもストレスを感じにくいでしょう。
マイオブレースのデメリット

マイオブレースによる治療は多くのメリットがありますが、一方で注意すべき点やデメリットも存在します。治療を開始する前にこうした点を正しく理解しておくことが、効果的かつ満足度の高い矯正結果につながります。
装着時間の管理が必要
マイオブレースは、毎日決まった時間装着することで効果を発揮する矯正方法です。日中1時間程度と夜間睡眠中の装着が推奨されており、装着時間の管理が必要です。小さなお子さまにとっては自己管理が難しく、保護者の方がしっかりとサポートしないと継続が難しくなることもあるでしょう。
また、学校や習い事など、生活リズムに合わせて装着タイミングの調整も必要になるケースがあります。毎日のルーティンの中に無理なく組み込めるよう、保護者とお子さまが一緒に工夫することが重要です。
効果を感じるまでに時間がかかる
マイオブレースは、短期間で劇的な変化をもたらす矯正方法ではありません。口周りの筋肉の使い方や呼吸の仕方といった習慣を、少しずつ改善していく治療であるため、効果が現れるまでには一定の時間が必要です。
また、治療が完了したからといってすぐに永久歯がきれいに並ぶとは限らず、継続的な経過観察やサポートが必要になります。即効性を求める治療ではないことを理解したうえで、長期的な視点で取り組む必要があるといえます。
装置が破損・変形するおそれがある
マイオブレースは、柔らかい素材で作られた装置のため、扱い方によっては変形や破損のリスクがあります。特に、保管方法が不適切であったり強い力が加わったりすると、装置の形が崩れて正しく機能しなくなることがあります。
また、清掃を怠ると細菌が繁殖し、衛生的にも問題が生じるため、子ども自身が丁寧に取り扱う必要があります。トラブルが起こった際には再作製が必要になることもあるため注意しましょう。
マイオブレースの治療期間と流れ

マイオブレースは一定の期間をかけてじっくりと進めていく矯正方法です。一般的には1〜2年程度が目安とされており、子どもの成長段階に合わせてアプローチしていきます。
治療の流れとしては、まず初回のカウンセリングで口腔内の状態や癖の有無、歯並びの現状を確認します。そのうえで治療方針を決定し、必要に応じて精密検査を行います。その後、治療計画に基づいてマウスピースの装着とトレーニングプログラムを導入していきます。
日中のトレーニングを続けるためには、保護者の方の協力が欠かせません。家庭での指導と継続がスムーズにできるよう、歯科医院と連携しながら進める必要があります。
経過観察や装置の調整、治療内容の見直しなどのために1〜2か月に1回程度を目安に定期的に通院するようにしましょう。また、治療終了後も定期的な通院を続けることで、後戻りの予防や新たな問題の早期発見につながります。
まとめ

マイオブレースは、子どもの口呼吸や舌の癖など、歯並びが乱れる根本原因にアプローチする矯正方法です。歯を無理に動かすのではなく、正しい口腔習慣を身につけることで、将来的な歯列不正を予防します。
装着時間やトレーニングの継続が求められる一方で、取り外し可能で痛みが少なく、成長期の自然な発育を活かせるのが特徴です。まずは信頼できる歯科医院で相談し、適切なタイミングで治療を始めることが大切です。
マイオブレースによる治療を検討されている方は、松山市余戸、伊予鉄郡中線「余戸駅」より徒歩12分にある歯医者「おひさま歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯治療に限らず、さまざまなお口のお悩みに対応し、患者様一人ひとりに寄り添った歯科医療で健康維持に努めております。当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

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